成人矯正の特徴

成人矯正の増加

近年、成人の矯正患者は増加の一歩をたどっています。 その理由として、以下のような項目が挙げられます。

  • ・ 成人症例の絶対数が多い
  • ・ 成人して、経済的に矯正歯科の受診が可能になった
  • ・ 若い時に行った矯正治療の後戻り
  • ・ 審美的矯正装置(見た目に影響が少ないもの)が普及してきた

成人矯正の場合、成長・発育のコントロールに適切な時期が完了してしまっていますので、矯正治療は歯槽骨における歯の移動が主体となり、治療結果は歯槽骨の形態変化と歯槽骨の歯の移動に限定されます。また、歯の欠損や修復歯、歯槽膿漏などの疾患、加齢による変化など、矯正の治療開始前から、複雑な問題をかかえていることも多いです。
青少年期の患者と比較しますと、生物学的な問題以外にも社会的な制限もあり、不正咬合の程度も複雑化しています。

生物学的な特徴

  • ・生体組織の適応能力の低下によって、矯正力による病的変化をおこしやすい
  • ・歯根吸収、歯肉退縮および後戻りがおこりやすい
  • ・矯正治療期間が小児に比較して、一般的に長くなる
  • ・骨格的形態以上の改善は困難
  • ・骨改造や組織修復反応の遅延や低下
  • ・成人病などの全身疾患を有する症例がある

社会的・心理的な特徴

  • ・審美性に対する要求が高くなる
  • ・職業などによる社会的制約によって、治療期間や術式が制限を受けることがある
  • ・心理的な問題をともなう症例がある

  • ・持続的な強制力で、矯正期間を短縮します
  • ・痛みが少なく、快適です
  • ・清掃性がよく、口内の感染予防に適しています
  • ・歯周組織に優しく、生体にやさしいです

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