生体にやさしい矯正治療テクニック

クリッピーLとゴムメタルを使った裏側矯正の写真

患者側にとって理想的な矯正とはなんでしょうか? 矯正装置を付け始めたときは、数日間は痛みや違和感を感じる方が多く、期間中は口の中のお手入れも大変です。
また、矯正期間は1年~3年と長く、その間は装置が口の中にあることに慣れなければなりません。
そのため、「なるべく痛みがなく」「早く治療が終わり」「口の中を清潔に保つことができ」「体にもやさしい」、そんな矯正治療に近づけられれば患者側の負担も減らすことができると思います。

このCLIPPY-LとGUMMETALを使った矯正治療は生体に優しい矯正治療を実現させた、まさに理想的なコンビナーションです。

1 矯正ワイヤーとして極めて優れた特性を持つGUMMETAL。2 セルフライゲーション舌側矯正装置の中で、機能的に最も優れていると思われるCLIPPY-L

CLIPPY-LとGUMMETAL術式の特徴

  • ・ 長期間の持続的な矯正力と効果があるため、矯正期間が短縮
  • ・ ワイヤーと装置の摩擦力が少ないので、痛みが少なく、快適
  • ・ 清掃性が良く、生物学的に適切な力で矯正できるため、歯周組織にやさしく、口内の感染防護にも適している
  • ・ 矯正治療中の治療過程に適した歯の移動を可能し、 効率的な矯正ができる

GUMMETAL+CLIPPY-Lの術式が必要とされる理由

  • 舌側矯正(裏側矯正)の対象となる患者の大部分は成人の患者です。
    成人患者は成長期の患者と比較すると、矯正治療による病理的な変化である歯根吸収(Root esorption),歯肉退縮(Recession)および、後戻り(Relapse)=3Rを起こし易くなります。
    そのため、成人の矯正症例に対しては極力、病理的変化を起こさない生理的な歯の移動様式が必要とされます。
  • 現在、この生理的な歯の移動様式を実現出来る装置は、セルフ・ライゲーション・システムを持つ装置が最も優れていると言われています。セルフ・ライゲーション・システムを持つ矯正装置は数種ありますが、CLIPPY-LLは矯正治療の全過程において、それぞれの治療過程に適した歯の移動が可能です。その結果、患者の歯の移動具合において、効率的な矯正ができるのです。
  • また、生理的な歯の移動を実現するには持続的な弱い力を発揮できるワイヤーの選択が重要です。
    その点、矯正用ワイヤーGUMMETALの持つ特性は極めて有効です。GUMMETALの超低ヤング率は、歪みに対して非常に適切な応力を発揮することを意味しています。また、フックの法則に従わない非線形弾性挙動は、大きな歪みを与えた状態でも過大な矯正力を抑制することが出来るのです。
  • CLIPPY-Lとは
  • GUMMETALとは